2.庶務事項
(1)事務執⾏体制の確⽴について
平成13年4⽉1⽇から事務の委託事業を廃⽌し、連合会独⾃の事業を本格的に展開するため、専任の事務局職員を採⽤し「岩管連だより」の発⾏並びに研修会、講習会等諸事業の開催を積極的に実施している。
(2)会計、経理事務について
収⽀の伝票起票、現⾦出納簿、銀⾏出納記録簿を作成し、証拠書類と⼀緒に毎⽉会計事務所に提出し、審査を受ける等、第三者のチェック体制を導⼊し、電算⼊⼒のうえ、毎⽉元帳、試算表を作成して会計、経理の適正化を図っている。
3.講習会、研修会の開催状況
●技術研修会(給⽔装置⼯事主任技術者試験受験準備研修会)
給⽔装置⼯事に従事する技術者の技術向上を図ると共に給⽔装置⼯事主任技術者試験を受験しようとしている者に対する準備学習の⼀助になることを⽬的として開催している。
●給⽔装置⼯事配管技能検定会
この検定会は、配⽔管から⽔道メーターまでの給⽔装置⼯事について適切な技能を有する者(技能者)を育成すると共に⼀層のレベルアップを図るため⾏うもので、当連合会が、全管連の委託事業として平成20年度から実施している。
●配⽔⽤ポリエチレン管施⼯技術研修会
ポリエチレン管は、この度の東⽇本⼤震災の被害で耐震性が⽴証され、かつ耐⾷性にも優れ、施⼯性も極めて良い、[配⽔⽤ポリエチレンパイプシステム]の特⻑や施⼯について理解していただくため開催している。
●給⽔装置⼯事主任技術者現地研修会
指定給⽔装置⼯事事業者の5年更新制を含む改正⽔道法が、令和元年10⽉に施⾏され、全国統⼀的に必要な知識を修得させるための研修で、令和2年度から開催している。
●配管技能者研修会(技能検定試験受験準備講習会)
管⼯事業に従事している者のより⼀層の技術向上を図ることを⽬的として併せて、国家資格である「技能検定試験(建築配管)」の受験準備をしている者に対して学習意欲の向上を図る⼀助として開催している。
●下請取引適正化研修会
規制緩和の進⾏に伴い我々業界も激しい競争の時代に⼊り過剰供給構造になり、ともすれば適正な競争が阻害され企業経営に悪影響が⽣じている。このような状況を是正し特に元請と下請の関係を含めて建設業関連法規を学習の上、遵守し適正な取引で適確な⼯事が⾏われることを⽬的に研修会を開催している。
研修会・講習会では、受講者にマスクの着⽤・検温・アルコール消毒の徹底と、広い会場を確保しつつ⼈数制限により間隔をとり、密な空間を避ける等の基本的なコロナ感染症対策に加えて、CO2濃度測定器を設置することで、良好な換気状態を常に保つ等コロナ感染症対策に⼒を⼊れて取り組んでいます。このような取り組みを通して、受講者等に安全・安⼼なセミナーを提供することで、技術・技能者の不⾜を改善し、経営の安定化へと繋げている。